●歯磨きで肺炎、痴呆予防効果があると聞きましたが本当ですか?

歯磨きで肺炎、痴呆予防効果があると聞きましたが本当ですか?
口を刺激することは脳を刺激する近道であるといわれています。歯の健康状態と寿命との因果関係も指摘されており、歯が残っていて噛み合わせのよい人は長生きする傾向にあるというものです。
人間の脳が受ける刺激のうち約40%は口が関係しているといわれます。よく噛んで味わい、口の筋肉を動かし、歯や歯ぐきを刺激することで脳に刺激がつたわります。
年齢とともに口の反射機能は低下してきます。反射機能とは食べ物を飲み込んだり(嚥下反射)、気管に入った異物を吐き出す(嘔吐反射)などの正常な働きのことです。高齢者の最大の死因である老人性肺炎はこのような反射機能が低下して、口の中の細菌がそのまま気管に入りことにより起こります。
歯のケアと肺炎のつながりを調査した結果、食後に10分の歯磨きをつづけた高齢者は、約40%も肺炎発生率が減少し、さらに痴呆症状にも効果があったのです。
歯磨きは特別なことではなく、日常生活の一部となっている行為であるので続けやすく、さらに歯磨きは激しい運動に比べて小さな労力でより効果的に脳を活性化できます。
すぐに始められる手軽な健康法ですので毎日朝昼晩続けていただきたいものです。